神話創世RPG アマデウス

暑すぎるから太陽を9つ落とします

Pixiv版TALTO版(内容はこのページと同じ)


●シナリオ概要

プレイヤー人数:1人
リミット:PCが行動不能になるまで(最短3サイクル)
想定プレイ時間:テキセ4~5時間
推奨レベル:1~2
レギュレーション:基本ルルブのみで遊べます
※基本ルールと異なる、シナリオ独自の処理が含まれます。


●トレーラー

うだるような暑さが続いている、とある夏の日。
予言を授かって万神殿に召集された神子に、
待ち構えていた太陽神が言い放った。
「太陽が10個になってしまったわ、どうにかしてちょうだい」


●PC予言

推奨:【武勇】(か命中判定に使う能力値)が高い、またはダメージを与えるギフトを常時使えるPC
※常時使える:PCの真実が公開されたことを前提とする。
※攻撃に使わなければ【頭脳】が低くても問題ありません。


【暗示】
あまりの暑さにうんざりしているその日に、あなたは予言を授かった。
「絶界の空に太陽が9個昇っている。このままでは全員干からびて死んでしまう」
まさか絶界では暑さが太陽10個分になっているというのか?正気か?
あなたの【任務】は、「太陽を9つ落とす」ことだ。

【真実】
あまりに可哀想な我が子を見兼ねて、親神はあなたに手助けしようとした。過度の干渉はできないが、せめて絶界の過酷な環境に耐えられるよう、少しばかり力を送ってくれた。
この【真実】が公開されると、あなたの属性のインガを常に二つ多いものとして計算する。また、好きなインガを1つ配置することができる。

【トリガー】
冒険フェイズが始まる。





本作は、「河嶋陶一朗/冒険企画局」「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『神話創世RPG アマデウス』の二次創作物です。
©河嶋陶一朗/冒険企画局/KADOKAWA

本作を遊ぶのにアマデウスの基本ルールブックが必要です。本文中の「ルルブ」「ルールブック」表記は基本ルールブックを指しています。

この先はGMする方のみ読み進めてください。




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◆シナリオの概要

このシナリオの目的は、〈絶界〉の空に昇った9個の「太陽」を落とし、神話災害を解決することだ。

神話災害は中国神話の「后羿射日」をなぞって発生した。
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昔、空には太陽が10個あって、毎日順番に昇っては沈んでいった。ある日、10個の太陽がすべて空に昇り、その暑さに地上の生き物は命の危機にさらされてしまった。この事態を解決するために「后羿」という男が弓矢を携えて、9つの太陽を射落とし、世界を「元通り」にしてくれた。
―――――――――――――――
以上の神話と同じ状況になっている、碧浦町全体を覆うように発生した〈絶界〉。放っておけば住民はもちろん、動植物たちもいずれ死に絶えてしまうだろう。神子は惨劇を阻止するために、9つの太陽を落とさなければならない。

※「后羿射日」についてはWikipediaなど、ネットで探せばもっと詳しい話が読めるので、興味があればご一読をおすすめします。
Wikipedia: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%BF


◆シナリオの舞台

このシナリオは〈絶界〉と化した「碧浦町」を舞台にしているが、他の町に舞台を移しても構わない。
PCまたはPCの親戚、友人が住んでいる町、もしくはよく遊びに行く町を舞台にして、さらに緊迫した状況を作り出すことも可能だ。



これ以降、から始まるのはGM情報とする。




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◆導入フェイズ

季節は夏。猛暑が厳しいその日に、PCが思うままに休日を過ごしていると、親神が姿を見せた。どうやらPCに予言が降りたらしい。
親神は予言の内容と、万神殿でアマテラスが待っていることをPCに告げる。応援しているから任務を頑張って、と言ってPCを送り出すだろう。
※親神が話す内容は主にPC予言に書かれている事項なので、ここで改めてPLに予言を確認してもらい、質問などに答えるといい。
※親神がアマテラスの場合、休日を過ごしているPCに「万神殿に来るように」と連絡が来て、PCが万神殿に到着してから説明と予言の確認をしてもらう。


万神殿に到着したPCは会議室のような部屋に通される。そこには携帯ゲーム機で遊んでいるアマテラスが待っていた。
「あぁ、来てたのね。それじゃあ一応〈絶界〉の説明をするわ」
「碧浦町という町に太陽が9つ昇っているらしくて、熱中症どころの騒ぎじゃないのよねぇ。人間なんて出歩いただけで干からびちゃいそう」
「というわけで本物も含めて太陽が10個になってしまったわ、どうにかしてちょうだい」
アマテラスはつまらなそうに説明すると、「あぁ、いっそ生け捕りにはできないのかしら?そうしたら代わりに働いてもらって、わたしが引きこもってもいいわよね」とぼやく。もしPCが止めようとするなら「冗談よ、半分はね」と返すだろう。

「そういうわけで、あとは任せたわよ。あぁ、必要な支援はするように言われたわね」
ここでPCは「活力の決定」及び「冒険の準備」を行ってください。準備ができたらアマテラスは〈絶界〉まで送ってくれる。
もし任務についての質問があっても、アマテラスは「現地で実際見ればわかるでしょ?」とだけ答える。ただし、GMが必要だと感じた場合は答えさせたり、親神に答えさせることも可能だ。




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◆冒険フェイズ

●リミットについて

本シナリオに明確なリミットはなく、すべての予言の【真実】が公開された時点で冒険フェイズが終了し、決戦フェイズに入る。
すべての【真実】を公開するためには最短で3サイクルが必要となるのを想定している。


●PCの【真実】について

PCの【真実】が公開されると、「PCの属性のインガを常に二つ多いものとして計算する」ことになる。つまりインガが置かれていなくても、2個置いてあるように扱う。
この【真実】によって加算されたインガは、いかなる効果の影響も受けない。例えば、運命の輪が回転した場合、実際に追加されたインガのみを移動させ、その後PCの領域のインガを改めて+2する。また、実際のインガが0個の場合、インガを取り除く効果は適用されない(-1にすることができない)。


●マスターシーンが発生するタイミング

冒険フェイズが始まった直後、マスターシーン「晴天烈日」が発生する。
冒険フェイズの間、PCの【生命力】が初めて4以下になったとき、マスターシーン「絶体絶命」が1回のみ発生する。
決戦フェイズへ進む条件を達成し、冒険フェイズが終了するときにマスターシーン「灼熱地獄」が発生する。


●シーン表(1D6)

1:あまりの暑さに汗が止まらない、水分を補給しなければ…。【霊力】で判定を行う。失敗すると、1点のダメージを受ける。
2:アイス屋を見つけたが、アイスを外に持ち出せばすぐに溶けてしまいそうだ。食べるなら店内にしよう。
3:あたりが静かだ。この暑さでは必要のない外出をする人もいないだろう。
4:公園の噴水や池が干上がって、周りの植物も枯れてしまいそうだ。しかし太陽を落とせばまだ元に戻せるはず…!
5:建物の影に入れば、暑さも多少は緩和された。元凶を倒さなければ気休めにすぎないが。
6:冷房の効いているショッピングモールを見つけた!ここで一休みしよう。【霊力】で判定を行う。成功すると、【生命力】が1点回復する。




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◆マスターシーン

●「晴天烈日」

冒険フェイズが始まった直後に発生する。アマテラスに見送られ、PCは碧浦町へ向かう。
町へ踏み入ると、一瞬にしてPCは熱気に包まれた。あまりの暑さに体力が奪われていくと感じるだろう。見渡せば出歩いている人はほとんどおらず、きっとこの耐え難い環境から逃れるために外出を控え、室内に引きこもっているのだろうと想像がつく。
ふと視界の隅に光が走った。PCが振り向くと、9つの火球が町の上空に浮かんでいる。PCの視線に気づいた途端、眩しい光を放つそれらは逃げるように、それぞれ違う方向へ散っていった。
僅かしかいない、外出中の人間たちには逃げていく火球たちが眩しすぎたようで、全員目をそらした。しかし神子であるPCから見れば、頭上にある本物の太陽と明らかに様子が違うあの火球たちこそが、倒すべき「太陽」だと理解するだろう。
GMはシーンの終わりに、「双子の太陽A」「双子の太陽B」「双子の太陽C」の予言を公開してください。また、決戦フェイズへ進む条件は「すべての【真実】を公開すること」であるとPLに告げてください。
※「9つの太陽」はどちらかというと「神話災害を生み出す怪物」のため、神子であるPCには大きな火球に見える。一般人は眩しい光を放つ「太陽」たちを直視できない。


●「絶体絶命」

冒険フェイズの間、PCの【生命力】が初めて4以下になったとき、1回のみ発生する。
神の血を受け継いだ神子といえど、暑いものは暑い。複数の太陽に照らされ続けて、PCの体力は限界に近づいていく。このままでは任務をこなす前に倒れてしまいそうだ。
そのとき、PCは親神の声が聞こえた。心配する親神は「自分が力を貸せるのはこれで最後だ」と告げ、PCを回復しようと提案する。
GMは以下の詳細をPLに開示してください:PCは親神の力を借りてもいいし、拒否することもできる。回復する場合、親神からの【想い】にチェックを入れて、【生命力】を最大値まで回復する。拒否する場合も特にペナルティはない。
親神はPCの決定に尊重し、どちらを選んでも「これからも見守っている」と陰からPCを応援するだろう。
※この回復は「嘆願」と似た効果になるが、捧げものや判定は不要。


●「灼熱地獄」

決戦フェイズへ進む条件を達成し、冒険フェイズが終了するときに発生する。
6つの「太陽」を倒したPCが空を見上げると、残り3つの「太陽」は上昇しつつもいっそう強い輝きを放ち、PCを焼き尽くそうとあたりの空気を熱していく。
距離を取られたため、町の中から攻撃しても届きそうにない。最後の「太陽」たちを倒すためには、空に一番近い場所を探し出し、登らなければならないだろう。
PCは「危険な旅」の判定を行ってください。失敗した場合、後述の試練表を使用すること。
危険をかいくぐってたどり着いた先は、町を一望できる丘の上だった。灼熱地獄と化した碧浦町を救うためには、ここから太陽を撃ち落とすしかない。
決戦フェイズに移行する。

○試練表(1D6)
1:乾いた地面にひびが入り、それを避けながら歩くうちに転んでしまう。1D3のダメージを受ける。
2:太陽の眩しさにめまいを覚える。気づかないうちに神貨をいくつか落としてしまった。1D6の神貨を失う。
3:道端の草花が枯れていく。もはや手遅れではないか、と強い不安を覚えた。「絶望」の変調を受ける。
4:空から火玉が降ってきた。回避するために【武勇】で判定を行う。失敗すると、1D3のダメージを受け、「憤怒」の変調を受ける。
5:ひりひりと肌が焼かれるような感覚を覚えた。【生命力】を1点減少し、黒の領域にインガを1つ配置する。
6:蜃気楼に惑わされ、間違った道へ進みそうになる。黒以外の領域から好きなインガを1つ取り除き、もう一度試練表を振る。




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◆決戦フェイズ

危険な旅を終えた神子は、倒すべき敵と相対する。
3つの「太陽」は丘の上に待ち構えていた。手を伸ばせば届きそうだが、距離が縮まった分さらに耐えがたい熱気を浴びてしまう。あまりの眩しさに、周りの景色もよく見えなくなるだろう。神子がこの危機を切り抜けるためには、集中して目の前にいる敵を倒すしかない。
「三つ子の太陽」との戦闘に入る。戦場は平地とする。


●偵察ラウンド

「双子の太陽B」の【真実】により、脅威「太陽2」を公開する。


●エネミーデータ

パラグラフ1:太陽2
パラグラフ2:太陽3

※「飛行状態」のダメージ軽減ルールは術式には適用されないと解釈してエネミーデータを設定しましたが、必要があればGMが自由に調整してください。
※PCの属性が赤の場合、PCの【真実】の効果は【太陽フレア】と【太陽風】にも反映される。



○本体:太陽1
Lv3 属性:赤
タグ:太陽、炎、空
宙に浮いている灼熱の火球。〈絶界〉内にいる人々には本物の太陽に見える。
攻撃値3 生命力20 防御値3
効果:【恒星】この戦闘の間、本体が飛行状態になる。
   【太陽フレア】赤の覚醒段階1つにつき、脅威「太陽2」の耐久度が1上昇する。
   【烈火の如く】本体を攻撃したPCは、変調「憤怒」を受ける。

○パラグラフ1:太陽2
攻撃 Lv1
宙に浮いている灼熱の火球。時折熱風を吹かせてあたりを焼き尽くそうとする。
タグ:風  判定:【武勇】
威力1D6  攻撃値+-0  耐久度7  防御値-1
効果:【太陽風】この脅威の威力が[赤のインガの数]点上昇する。

○パラグラフ2:太陽3
術式 Lv1
宙に浮いている灼熱の火球。不思議な電波を発している。
タグ:暗黒  判定:【霊力】
攻撃値-1  耐久度8  防御値+-0
効果:【太陽黒点】黒の領域にインガを1つ配置する。




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◆終了フェイズ


●PCが戦闘に敗北した場合

ルルブP256に書かれた「強制終了」の処理を行ってください。


●PCが戦闘に勝利した場合

敵を全て地上に落とすと、燃え盛っていた炎は消え、「太陽」そのものが跡形もなく消滅した。
本物の太陽だけは、西の空から徐々に地平線へ向かって沈んでいく。夕焼けで橙色に染まる町に夏の暑さが残るものの、夜の空気をまとった一陣の風が吹き抜けて、僅かな涼しさを運んでくれた。それを肌に感じながら、PCは〈絶界〉の消滅を知り、任務が達成したと理解するだろう。

その後のエピローグはGMとPLが相談し、自由に描いてください。アマテラスや親神に報告すれば喜んでくれるだろう(アマテラスは、休みたいときの身代わりがいなくなったことに対して、同時に残念がっているかもしれないが)。




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◆NPC予言

【暗示】に書かれた通り、このシナリオでは【頭脳】による調査判定を行わない。代わりに「太陽を落とす」ことに成功すれば、【真実】が公開される仕組みになっている。GMはこの旨をPLに説明すること。命中判定は一般の行為判定と同じく、4以上で成功になる。
また、PCがサイクルの終了時に(【真実】が公開されていない予言によって)受けるダメージは累計される。例えば、1サイクル目が終了するとき【真実】が公開されていない予言が2つ残っている場合、PCは2点のダメージを受ける


●双子の太陽A

【暗示】
碧浦町の上空に浮かんでいる二つの太陽。神子には眩しい火球に見えるが、〈絶界〉にいる人々にとっては「太陽」そのものだ。
調査の代わりに命中判定、もしくはダメージを与える術式のギフトの使用に成功すれば、「太陽」は落とされ、この予言の【真実】が公開される。
この予言の【真実】が公開されない限り、サイクルが終了するたびにPCは1点のダメージを受ける。

【真実】
かつて、空にある10個の太陽は毎日順番に1個ずつ昇っては沈んでいく、という伝説がある。しかしある日、全ての太陽が空に昇ったため、1つを残してすべて射落とされた。
偽物の太陽は攻撃を受けて跡形もなく消えたが、その真下に「弓」が落ちていた。これで他の太陽も射落とせ、ということだろうか?
この【真実】が公開されると、PCは「后羿の弓」を手に入れる。この武器は終了フェイズで回収される。

【トリガー】
いつでも公開できる。


○后羿の弓
威力:1D6+3
特別機能:対空A、迎撃2
解説:中国神話にて、10個の太陽のうち9つを射落とした「后羿」という男が携えていた弓。複数の矢を同時に射ることができる。

※アイテムの所持数制限に注意。



●双子の太陽B

【暗示】
碧浦町の上空に浮かんでいる二つの太陽。神子には眩しい火球に見えるが、〈絶界〉にいる人々にとっては「太陽」そのものだ。
調査の代わりに命中判定、もしくはダメージを与える術式のギフトの使用に成功すれば、「太陽」は落とされ、この予言の【真実】が公開される。
この予言の【真実】が公開されない限り、サイクルが終了するたびにPCは1点のダメージを受ける。

【真実】
灼熱の炎による攻撃を避けつつ、どうにか偽物の太陽を二つ落とした。この経験はこれからの戦闘に役立ちそうだ。
この【真実】が公開されると、決戦フェイズの開始時に脅威「太陽2」が公開される。

【トリガー】
いつでも公開できる。



●双子の太陽C

【暗示】
碧浦町の上空に浮かんでいる二つの太陽。神子には眩しい火球に見えるが、〈絶界〉にいる人々にとっては「太陽」そのものだ。
調査の代わりに命中判定、もしくはダメージを与える術式のギフトの使用に成功すれば、「太陽」は落とされ、この予言の【真実】が公開される。
この予言の【真実】が公開されない限り、サイクルが終了するたびにPCは1点のダメージを受ける。

【真実】
偽物の太陽をいくつか落としたおかげで、町は最初よりだいぶ過ごしやすくなった。今のうちに一休みしよう。
この【真実】が公開されると、【生命力】を1D6点回復できる。また、好きなインガを2つ配置することができる。

【トリガー】
【真実】が2つ以上公開されたら。

※PCの【真実】も含まれるので、「双子の太陽A」か「双子の太陽B」のどちらかが公開されたらトリガーが満たされる。




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◆裏話(ネタバレ)

※シナリオ制作の裏話などです、読まなくてもシナリオを回せます。

アマデウス、今回でシナリオ2作目になります。本当は先にもう一本書きたいシナリオを思いつきましたが、まだうまくまとまらないので先にこちらを完成させました。
今回の「元ネタ」である「后羿射日」という話は、恐らく中華圏で成長する子供であれば小さいころから耳馴染みのある中国神話だと思います。このシナリオを書くきっかけは、「后羿射日」の神話がゲームの題材になっているのを見て、「TRPGのシナリオとしてもシンプルに使えるのでは?」と気づいたところです。そしてご覧の通り、案外何のひねりもないけど、サクサクと戦闘ができるソロシナリオに仕上がりました。

アマデウスといえば、【頭脳】で調査、【武勇】で攻撃と最低限二つのパラメーターが欲しいから、ソロだとステータス配分に悩んで思い通りにならないこともあると思います。今回のシナリオでは先にPC予言から「とにかく攻撃だ!」と提示したので、逆にキャラクターを作成しやすくなった…はず。いかがでしょうか?
オリジナル(?)武器も出してみましたが、エネミー含めてデータ面のバランスをまだ把握しきれていないので、適宜に変更していただけたら。一応、作者は1ラウンド目に脅威、2ラウンド目に本体を攻撃すればちょうどいいかな?と考えていましたが、テストプレイではワンパンされたりしましたので、PCにも合わせて調整するのがいいかもしれませんね。

ちなみに、シナリオを思いついたのは現実でもすごく暑い時期でした。現実には太陽が1個しかないけど、昔に比べて夏の暑さが何倍も増していますよね。「ここまでくると1個しかない太陽だろうが落としたい…!」と考えながら製作に取り掛かったので、夏のような暑い時期に遊んでいただけるとより楽しいかもしれません。せめてゲーム内の太陽を落として、少しでも(気持ち的に)涼しくなれたら幸いです。