魔道書大戦RPG マギカロギア

次元の壁を越えた推しが仲間になった

Pixiv版TALTO版(内容はこのページと同じ)

●概要

人数:1人
リミット:4サイクル(4シーン)
レギュレーション:基本ルールブックのみで遊べます
推奨PC:第3~4階梯(功績点10~15点適用)
難易度:易しめ~普通
※シンプルなシナリオだけど何でも許せる人向けです。
※拙作「推しが次元の壁を越えてきた」を通過したPCの継続を前提に書いたシナリオです。
 また、拙作「次元の壁を越えて推しに会いに行った」のネタバレが含まれます。

●あらすじ

大好きな作品が念願の映画化、推しキャラの出演も決定!
待ちに待った公開初日に、あなたは友人とともに映画館へ向かった。
活躍する推しキャラの姿を楽しみにしながら上映時間を迎える。
しかし、銀幕に映し出されたのは、あなたたちの想像だにしない風景だった――。

●PCハンドアウト

(秘密なし)
あなたはアニメオタクです。趣味が合い、同じキャラが好きな友人がいます。今度、あなた達の好きな作品が映画化されることになり、あなたと友人は一緒に見に行くことにしました。
※GMと相談し、自分&友人の推しキャラを設定してください





本作は、「河嶋陶一朗/冒険企画局」「株式会社アークライト」「株式会社新紀元社」が権利を有する『魔道書大戦RPG マギカロギア』の二次創作物です。
©河嶋陶一朗/冒険企画局/アークライト/新紀元社

本作を遊ぶのにマギカロギアの基本ルールブックが必要です。本文中の「ルルブ」「ルールブック」表記は基本ルールブックを指しています。

この先はGMする方のみ読み進めてください。




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◆背景

とある〈混血主義者〉所属の〈書籍卿〉――『顕在化空想(マテリアライザー)』は今までの失敗を深く反省した。その結果、「二次創作ではなく公式作品に手を出したほうがより面白い事態を引き起こせるに違いない」という結論に至り、公開が決定された劇場版作品に狙いを定めた。
〈書籍卿〉が自ら動いたことにより、大法典は彼の存在を把握できるようになった。魔法災厄の発生が予想され、その対策に派遣されたのは昔彼の手によって作られた禁書<合わせ鏡>であり、今は書工によって仕立て直され外典となった第3階梯の魔法使いだ。
奇しくも、〈書籍卿〉が現れたのはPCが劇場版を見るために向かった映画館だった。こうして、因縁ともいえる二人の対決が始まり、PCは推しキャラとの再会を果たす。

◆事前準備

●推しキャラは「推しが次元の壁を越えてきた」(以下「前作」)と同一人物だと想定している。必要があれば、GMは事前に改めてPLと設定のすり合わせを行うこと。

●「推しキャラ」のハンドアウトの名前を、そのキャラの名前に変更しても構わない。また、「敵キャラ」の名前も適宜変更して構わない。

●「推しキャラ」をイメージした特技を一つ選んでください(前作を遊ぶときに選んだ特技が望ましい)。ハンドアウトやデータにある「推しキャラに因んだ特技」を選んだ特技に変更してお使いください。

●友人の「中条理央」も前作に登場したときの設定を採用してください。



これ以降、から始まるのはGM情報とする。




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◆導入

導入は2シーンある。
※PCの推しキャラ、及び作品に関する描写は適宜に改変してください。


●シーン1:祝!劇場版!

「(PCの推し作品)、映画化決定!」
その発表から一年弱、ようやく映画の公開日である本日を迎えた。PCは友人の中条理央と共に事前にチケットを予約し、映画館へ向かうことになった。
映画館のロビーにはPCたちの推しキャラが描かれたポスターが設置されていて、その周りには同じ作品のファンが溢れかえって賑やかだ。この盛況を見て、理央も「待ちすぎて緊張するけど楽しみ」と言って、そわそわしている様子を見せている。
※映画が始まるまで自由にRPしても構わない。ポップコーンなどを購入することもできるだろう。

やがて上映時間になり、理央と共に席に座ると照明が落とされ、観客の話し声も途絶えた。
スクリーンにはPCがよく知っているキャラクターたちが映り、続いてタイトルが映し出された。一体どんなストーリーなのだろうか、と期待に胸を膨らませているときだった。
突然、爆発音が館内に鳴り響く。驚く間もなく、スクリーンにはストーリー的にもこの時点で登場するはずのない、「敵のキャラクター」(以下「敵キャラ」)が映し出された。
※敵のキャラクターについては、原作(もしくはPLとの事前すり合わせ)にそのような設定のキャラクターがいればそのまま登場させ、いなければ有名な怪獣・モンスターにするのがいいだろう。例えば、ゴ○ラやドラゴンなど。

展開がおかしいと気づいたときには、敵キャラが銀幕を突き破り、観客席まで「出てこよう」としている。その光景に観客たちは慌てたり、悲鳴を上げたりと、現場は混乱に陥った。
理央も「どうなっているんだ?」と困惑している最中、PCは推しキャラが画面の外から駆け付けてスクリーンに登場したことに気づく。推しキャラが呪文のような言葉をつぶやくと、銀幕に突然「扉」が一つ現れて、まるで掃除機のように敵キャラを吸い込もうとする。
激しく抵抗する敵キャラを見ていると、推しキャラが口を開く。
「『(PCの魔法名)』、あれを異境に押し込むから手伝ってください!」
PCは自分に呼びかける推しキャラから魔法の気配を感じるだろう。突然現れた「扉」は異境へ通じているようだ、とPCは理解する。
どうやら敵キャラの出現により魔法災厄が起きているらしい。ここにいる〈愚者〉たちを落ち着かせるためにも、推しキャラにしか見えない銀幕上の彼(彼女)と協力すべきだろう。

PCが協力を了承し、敵キャラを扉へ押し込むと、敵キャラはもちろん、推しキャラやPC自身も扉に吸い込まれてしまう。

次のシーンへ移行する。


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●シーン2:推しと異境と魔法災厄

扉に吸い込まれたPCたちは、気づけば知らないが見覚えのある場所に立っていた。目の前にあるのは、推しキャラが登場する作品の中にある場所だ。
※GMは作品の世界観に合わせて描写してください。想定されている風景は、推しキャラの家、もしくは安全に休める、「拠点」のような場所である。

あたりを見渡していると、誰かに声をかけられる。振りむけばそこには推しキャラの姿があった。
「巻き込んでしまってすみません、『(PCの魔法名)』。私は(推しキャラの名前)、あなたと同じく大法典に所属する魔法使いです。魔法災厄の対処に協力してもらえませんか?」
推しキャラはそう言って協力を求めるが、一体何が起きているのだろうか…?

GMは「推しキャラ」、「異境」と「敵キャラ」のハンドアウトを公開してください。
また、【魔力】を決定し、「推しキャラ」をシナリオアンカーとして追加してください(ハンドアウトと同じように名前を置き換えてください)。属性は自由に決めて構わない。
PCの使命は【魔法災厄に対処し、無事帰還すること】になる。




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◆展開


●シーン表

異境「天堂仙境」の景色はPCによって異なるため、シーン表を使用せず、GMがPLと相談して描写してください。その代わりに、PCはドラマシーンの開始時に1D6を振り、出目に対応する魔素が発生する(世界法則【領域補正】の魔素とは別々に発生する)。


●運命変転表

運命変転に「不思議系災厄表」を使用する。


●憑依深度

このシナリオに憑依深度は適用しない。


●セッション進行

このシナリオにはマスターシーンが1つだけある。以下のどちらかの条件を満たせば、そのシーンが終了するタイミングで、マスターシーン「元凶」が発生する。
1)ハンドアウト「推しキャラ」、「異境」と「敵キャラ」の秘密がすべて公開された
2)リミットの4サイクル目が終わった


●異境「天堂仙境」について

世界法則や異境の性質については、ハンドアウト「異境」とその秘密を参照してください。
異境に関する描写はGMとPLが相談して決めても構わない。


●「推しキャラ」について

PCの要望がなければ、基本的にPCとともに行動し、シーンに登場する。
秘密が公開された際、PLに「クライマックスでは【真の姿】の効果を使う予定」と説明しておくといいだろう(詳細はクライマックスの当該項目をご参照ください)。
ハンドアウトにある通り、自分が本物ではないことを自覚しているが、キャラクター設定の通りに振る舞うし、そのほうが自分にとっては自然と感じている。
前作の記憶はないが、この姿になった経緯は聞かされているので、禁書だった頃の自分は知識として知っている。
大法典の任務を完遂するため、同じ大法典に所属するPCには積極的に協力を求めるだろう(推しキャラの性格によっては強引に協力させることも可能)。
なお、後述の通り魔素のチャージは必要ないが、GMが管理できると思えばチャージさせても構わない(「転送」も可能とする)。


●マスターシーン「元凶」

※発生のタイミングは「セッション進行」の項目をご参照ください。
※書籍卿の姿(性別、年齢など)については、GMが適宜変更しても構わない。


「やれやれ、ようやく見つけたよ」
異境で調査を行っていたPCと推しキャラの前に、一人の魔法使いが突如現れた。若者にしか見えない彼は「敵キャラ」を見るなり、「急に消えたから心配したよ」と抱きついた。
「君たちなんだね、僕のかわいい従霊(サーヴァント)を誘拐したのは」
「僕の魔道書と一緒に、返してもらえるかな?それとも、力づくで取り戻してもいい?」
彼は笑顔を浮かべたままPCたちに問いかける。従霊と言っているから、元凶はこの人で間違いないだろう、とPCたちは確信する。
GMはハンドアウト「書籍卿」を公開してください。

※従霊については基本ルールブックP136をご参照ください。


●「書籍卿」について

調査せずに魔法戦を挑む場合、即座にクライマックスフェイズへ移行する。この旨をPLに開示して改めて確認を取るといいだろう。移行する場合、書籍卿の【秘密】は公開されず、突入ボーナスも得られない。




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◆クライマックス

書籍卿『顕在化空想(マテリアライザー)』との戦闘がクライマックス戦闘になる。
書籍卿は「敵キャラ」を従えて、PCたちの前に現れる。「どう、魔道書を返してくれる気になったかな?」と彼は問う。


●「書籍卿」の秘密が公開になった場合

PCが書籍卿に魔法戦を挑むことができる。名乗り次第、PC先攻の魔法戦を行う。


●「書籍卿」の秘密が公開されていない場合

「まあ、返してくれないなら奪い返すまでだけどね」
書籍卿はそう宣言し、PCに魔法戦を挑む。書籍卿のデータのみ公開して、書籍卿先攻の魔法戦を行う。


●「推しキャラ」について

PCの立会人として魔法戦に参加する。
1ラウンド目、PCの召喚ステップに【真の姿】の効果を発動し、魔王もしくは軍団に変化する。どちらにするかは推しキャラのイメージで決めても、PCの要望を取り入れても構わない。
ただし、PCの蔵書によっては元型が邪魔になることもあるため、PLの要望があれば【真の姿】を使用しないこと。その場合、推しキャラの防御サイコロはPCにランダムで振ってもらう。また、呪文はコストを無視して、1ラウンドに1回まで使用できる。


●「書籍卿」について

1ラウンド目の召喚ステップから【騎士召喚《嘘》】で従霊(敵キャラ)の召喚を試みる。この従霊は【スペルガード1】のエフェクトを習得している(基本ルルブP136)。従霊の召喚に成功するまで、【緊急召喚】を使用することはない。
書籍卿はアイテム「焦点具」(基本ルルブP144)を1個のみ所持している。指定特技は《嘘》で、【騎士召喚】を行う際のみ使用する。


◆エネミーデータ

●『顕在化空想(マテリアライザー)』

攻撃4 防御4 根源3 魔力9
領域:夢 特技:《混沌》《嘘》《深淵》  魂の特技:《実体化》
【緊急召喚】 召喚 可変   P97
【騎士召喚】 召喚 《嘘》  P97
【強化】   呪文 《深淵》 P118 (書工)
【悪戯】   呪文 《混沌》 P120 (混血主義者)
【怪腕】   装備      P113

※【騎士召喚】で召喚するのは従霊である「敵キャラ」になる。従霊は【スペルカード1】を習得している。
※第4階梯なりたてのPCに合わせたステータスです。火力の高いPCなら魔力をあげたり、逆に第3階梯のPCだと攻撃力と防御力を下げたりと、調整してお使いください(「推しキャラ」の【元型変化】があるため、若干強めにするのが適切)。
※【真の姿】の使用は想定していないが、難易度を調整する場合はGMが決めて構わない。


◆NPCの願い

中条理央:銀幕で活躍する推しキャラを見たい
推しキャラ:魔法災厄を解決し、任務を完遂したい
書籍卿『顕在化空想』:色んな空想のキャラクターを現実に「登場」させたい

※「敵キャラ」は従霊であるため、アンカーにすることができない。




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◆エピローグ


●書籍卿に勝利した場合

書籍卿の処遇はPCに任せるが、「推しキャラ」は封書にして猟鬼に引き渡すことを薦める。その提案を無視しても特にペナルティはない。
魔法災厄の消失を確認し、「推しキャラ」は一冊の魔道書を手にして何やら詠唱すると、どこからともなく扉が1つ現れた。この扉を潜れば、人界へ帰れるのだそうだ。
「協力ありがとう。また一緒に任務にあたることもあるかもしれない、これからもよろしく」と、共に異境から帰還した「推しキャラ」はお礼を述べて、報告のために大法典へ向かう。PCが望めば少し会話を交わすこともできるだろう。
PCが戦っている間に、映画は無事上映されたようだ。予定を変更せざるを得なかったが、PCは次の上映時間に改めて銀幕で活躍する推しの姿を拝むことができるだろう(理央も喜んでもう一回付き合ってくれるはずだ)。

※「推しキャラ」は今後大法典所属の魔法使いになる。「同化」などを駆使して人界で生活することになるが、PCのような魔法使いには驚かれるかもしれない。


●書籍卿に敗北した場合

書籍卿は禁書<Holy Gate of Heaven>を奪い、逃走する。「推しキャラ」の報告により、大法典は増援を派遣するが、書籍卿の捜索は暫く難航するだろう。

※もしPCが死亡から復活できなかった場合、「推しキャラ」に運命介入をさせてもいい。PCへの運命は、PCから「推しキャラ」への運命と同値として扱うこと。成功した場合、PCは「魔法使いとしての推しキャラ」の存在を忘れてしまうが、原作などにいる推しキャラを忘れることはない。




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◆ハンドアウト

●推しキャラ

友人とあなたの推しキャラ。言動が本人に見えるが、魔法使いである。
【秘密】
PCが過去に回収した禁書<合わせ鏡>が書工によって外典として仕立て直され、大法典の一員となった。その際、人格を「推しキャラの設定」のまま引き継いだようだ。
映画館に現れたのは任務のためであり、魔法災厄の収束を望んでいる。
PCが任務に協力する場合、クライマックスにて立会人を務めてくれる。

『鏡像:(推しキャラの名前)』
攻撃3 防御3 根源3 魔力7
領域:夢  特技:《自由》、《幻》、《未来》、《深淵》、《(推しキャラに因んだ特技)》
魂の特技:《虚実》 真の姿:鏡【元型変化】
【緊急召喚】 召喚 可変   P97
【騎士召喚】 召喚 《(推しキャラに因んだ特技)》 P97
【軍団召喚】 召喚 《深淵》 P98
【支援】   呪文 なし   P102
【解放】   呪文 《自由》 P107
【抵抗】   装備      P125 (外典)


●異境

あなたの推しキャラが住む世界の風景にそっくりの景色を見せている。
世界法則:不干渉、魔素濃密、領域補正
【秘密】
推しキャラが禁書<Holy Gate of Heaven>を用いて作り出した異境「天堂仙境」である。
共に訪れたPCの記憶を読み取り、「推しキャラ」が住む世界の景色を構築した。そのため、PCと推しキャラの記憶にないものは存在しない。
禁書<Holy Gate of Heaven>は「今回の任務と関係がある」と大法典が判断し、推しキャラに貸し出したものだ。
○PCは好きな魔素を2点獲得する。


●敵キャラ

映画館に現れたが、なんとか異境に閉じ込めることができた。今も異境から脱出する方法を探しているようだが…。
【秘密】
正体はとある書籍卿の従霊である。
書籍卿の命令に従い、人界に混乱を招くために暴れまわっていたようだ。

※従霊については基本ルールブックP136をご参照ください。


●書籍卿

突然異境に現れた書籍卿。今回の魔法災厄の元凶である。
【秘密】
禁書<合わせ鏡>を作り出した張本人。禁書<Holy Gate of Heaven>を悪用した過去があり、現在大法典に追われている。
禁書<Holy Gate of Heaven>を見つけた今、奪い返そうと画策している。

『顕在化空想(マテリアライザー)』
攻撃4 防御4 根源3 魔力9
領域:夢 特技:《混沌》《嘘》《深淵》  魂の特技:《実体化》
【緊急召喚】 召喚 可変   P97
【騎士召喚】 召喚 《嘘》  P97
【強化】   呪文 《深淵》 P118 (書工)
【悪戯】   呪文 《混沌》 P120 (混血主義者)
【怪腕】   装備      P113




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◆裏話(ネタバレ)

※シナリオ制作の裏話などです、読まなくてもシナリオを回せます。

「次元の壁」シリーズ、第3弾にして最終回です。前回(次元の壁を越えて推しに会いに行った)の公開からまた2年以上が経ちましたが、なんとかお届けできてよかったです。
前回のあとがきにも書きましたが、公開当時から完結編を書く予定はありました。相変わらずの遅筆なので、もし待っていた方がいらっしゃれば、大変お待たせしてしまいました…!

完結編なので、元凶である書籍卿との対決にするのは最初から決めていましたが、「推しキャラ」を味方にしたってどこでどう出すべきか、それについては色々悩みました。最終的には仲間になってもらいましたが、ピンチに陥った推しを助けに行く!みたいな話も一瞬考えたことがありました。でも共闘のほうが個人的に盛り上がるしいわゆる胸熱展開だと思っているので今の形になりました。満足です。

「敵キャラ」の扱いも最初は決めていなくて、どうしようかなとルルブを読み返すときに「従霊……ありでは?」と天啓を得て、思ったよりもまとまったなと自分でも思います。従霊、PLとしてはまだ1回も名づけたことがないのに、先にエネミーで使っちゃいましたな…!いつかPLするときにも挑戦したいです。

今回でこのシリーズは一段落になります。思えば初めて公開したマギカロギアシナリオが「推しが次元の壁を越えてきた」だったので少し感慨深いです。番外編などは今のところ全く予定がないのですが、シナリオは書き続けるので、何か思いついたらまた形にできたらな〜とは思います。これからも拙作をよろしくお願いいたします!