魔道書大戦RPG マギカロギア
人数:3人
リミット:3サイクル(9シーン)
レギュレーション:基本ルールブック(大判)使用
推奨PC:第3階梯
難易度:普通
海辺にある碧浦(あおうら)町。そこにはよく結婚式に使われる教会がある。教会のてっぺんは灯台になっていて、その灯台には、昔、少女が海に出た恋人との再会を祈ったら、灯台の光に導かれ彼が帰ってきたという逸話があった――。
本作は、「河嶋陶一朗/冒険企画局」「株式会社アークライト」「株式会社新紀元社」が権利を有する『魔道書大戦RPG マギカロギア』の二次創作物です。
©河嶋陶一朗/冒険企画局/アークライト/新紀元社
本作を遊ぶのにマギカロギアの基本ルールブックが必要です。本文中の「ルルブ」「ルールブック」表記は基本ルールブックを指しています。
この先はGMをする方のみ読み進めてください。
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碧浦(あおうら)町には大昔に建てられた、てっぺんが灯台になっている教会がある。いくつもの航海を見守ってきたその教会には、いつしか「少女の祈りに答えて、恋人の帰りを導いてくれた」という噂が生まれた。その噂は、町の人々が子供に教えたりまた次の世代へと伝えていくうちに伝承になったが、今となっては実話かどうかさえもわからなくなってしまったものだ。
魔法使いとして親しい人がこの世から去るのを、何度も見送ってきた村井文彦は「別れ」のあるこの世界に不満を抱いていた。村井はこの世界を、誰も傷つけられず、好きな人とずっと幸せに過ごせる世界に作り替えたいと願っている。偶然、教会の逸話を知った彼はそれを利用できると気づき、神父を装って教会へ赴任し、禁書の力を借りて理想を実現しようとしている。
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PC1がカフェを訪れる、またはカフェの前を通りかかるとき、近くのテーブルから話声が聞こえてくる。見れば男女のカップルが友人たちに「おめでとう」と祝福されている。女性のほうは、「今度私たちが住んでいる碧浦町の教会で結婚式をやるのよ!教会のてっぺんは灯台になっていて、その灯台には逸話があってね」と話す。
なんでも、昔、町に住む少女が、仕事で航海に出た恋人と連絡がつかなくなって、教会の灯台に向かって「どうか彼がこの地へ戻れるように導いてください」と祈った。すると、恋人は本当に帰ってきた。恋人は、「船が事故にあい遭難していたが、どこからともなく光が見えて、それを追っていたら町に戻れた」と言う。それ以来、教会と灯台には「恋人を導いて幸せにしてくれる」という逸話が残り、今も教会に訪れて祈る人々が絶えないと、女性は語る。
女性の友人たちは「葵って本当にロマンチストだよねー」とからかうが、女性は「だって本当なんだもん!私も何かあればすぐに祈りに行くから、こうして無事に響と結婚することができたんだよね!」と婚約者の男性に腕を絡めて幸せそうに笑う。男性は仕方ないな、と苦笑してされるがままである。
GMはハンドアウト「朝比奈葵」と「夕永響」を公開してください。PC1のシナリオアンカーは朝比奈葵になる。
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PCたちは上司から呼び出されて大法典へ向かう。上司から、碧浦町から魔法災厄の気配を感知したと報告を受ける。まだ被害らしい被害は出ていないが、もしかすると裏に書籍卿もいるかもしれないので、見つけたら捕縛してほしいとのこと。
大法典側は灯台の逸話について小耳に挟んだらしく、魔法災厄はそれに関係しているのではないかと推測している。幸せになるだけなら目立つ事件も起きないだろう、とのこと。
人が集まる場所には情報も集まりやすいということで、上司は教会の資料(灯台と教会の場所、逸話の内容、及び氷野彩花のHOの内容)をPCたちに渡して、調査を頼む。PCたちの使命は【禁書を回収する】ことだ。
※書籍卿を捕縛できなくても任務は達成できる。
GMはハンドアウト「氷野彩花」を公開してください。PC2のシナリオアンカーは氷野彩花になる。
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PCたちは調査のために件の教会へ向かう(中の様子がわかるようにしていれば、PLが望む方式で登場させて構わない)。中にはシスター服を着ている氷野彩花のほかに、少年と少女が祭壇に向けて、目を閉じて祈りをささげている。
暫くすると、二人は立ち上がって氷野の元へ向かう。氷野が「二人ともほぼ毎日来ているし、本当に熱心ですね」と褒めると、少女は「だって翔真が戻ってきてくれたのも、教会と灯台のお導きがあってこそだもんね。こうして毎日一緒にいられることへの感謝も忘れたらいけないと思って」と答え、少年も「澪と一緒にいるのが楽しいし、シスターの話も面白いから」と話す。氷野は、「感謝の気持ちは大事にすべき物ですね」と言って、二人を微笑ましく見守っていることだろう。
GMはハンドアウト「篠原澪」と「落水翔真」を公開してください。PC3のシナリオアンカーは篠原澪になる。
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PCたちが魔力を決めたら、メインフェイズへ進んでください。
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基本ルルブのシーン表を使用する。
サイクル経過による深度上昇は基本的にはなしだが、成長済みのPCが多い場合、GM判断で各サイクルの終了時、断章<幸福>の憑依深度を1上昇させることができる。
憑依深度上昇のマスターシーンを挟むのなら、PCの近くに口喧嘩をしているカップル/親子/友達が現れるが、魔法の気配をPCが感知したのち、その人たちはすぐにお互いに謝って仲直りした、また、幸せそうに微笑み合うようになった、と描写するといいだろう。
二人は基本的に一緒に行動するため、GMはなるべく二人を一緒に登場させよう。
どちらかの秘密を開けたら、探索者は翔真の正体を知ることになる。そのとき、翔真はPCたちと目が合って、悲しそうな笑みを見せるだろう。
篠原澪に憑依する断章に魔法戦を挑めば、水落翔真は彼女をかばうようにPCと対峙する。
「澪は何も知らない……僕が相手になるよ」
そのまま、翔真の姿を取った断章との魔法戦になる。この魔法戦で勝利し、断章を回収すると、翔真としてこれまで生活していた断章の存在をすべての〈愚者〉が忘れる。澪も「何か大切なものを、忘れてしまったような……」と感じるものの、その正体を思い出すことはない。
ハンドアウトの通り、秘密が開示されてから魔法戦で彼に勝つまで、毎シーンの終わりに、「邪魔する者は排除するまでです」と言ってPCに魔法戦を挑んでくる。村井から挑まれる魔法戦では、彼が先攻となる。それを回避して、次のシーンでPCが彼に魔法戦を挑む場合、PCの先攻となる。
氷野彩花の秘密が公開されたら、このマスターシーンが発生する。教会以外の場所で氷野を調査していた場合、以下の内容をPCが彼女の記憶から読み取ったことにしても構わない。
教会の奥から神父服を着用している男性が一人出てくる。男性は不安そうな顔で来訪する人々を見つけると、彼らに近づき、「灯台の逸話を知っていますか?」と尋ね、知らない人に詳細を説明する。そして、「灯台に祈りを捧げなさい、そうすればその光はあなたを導いて、願いを叶えてくれるでしょう」と、灯台に祈るように人々に勧める。
そのやり取りを見て、氷野は不安を帯びる表情でため息をつく。
GMは「村井文彦」のハンドアウトを公開してください。
村井文彦との魔法戦に勝利したら、このマスターシーンが発生する。
村井は【不滅】を装備しているため、PCたちは彼にトドメをさすことができず、「なぜです……幸せを求めることすら許されないというのですか……!」「『別れ』は不幸をもたらすもの、排除すべきものなのです」「私はあきらめません……別れのない世界を創り出し、人々に等しく幸福を与えるために!」などと言って、逃げようとする。
彼を捕縛したい場合、PCたちは全員〈不幸〉で判定を行う。一人でも判定に成功すれば、彼を捕らえることができる。この判定は魂の特技で代用することが可能である。
村井を捕らえることができたら、彼の処遇はPCたちが決めて構わない。
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準備を終えた上司から、教会にて編纂を行うと念話が届く。
禁書は光り輝く巨大な十字架の姿を取る。眩い光はまるですべてを覆いつくして、この「道標」以外何も見えないように、抵抗する意思をも奪い去ろうとするようだ。
『幸せの運び手』を倒せずにクライマックスフェイズが始まった場合、彼は姿を現し、PCたちと魔法戦を行う。分科会を分断して同時に戦うことになるだろう。その際どのように分断するかはGMとPLが相談して決めてください。
なお、村井を倒したが捕縛できなかった場合、彼はそのまま逃げてしまうので、クライマックスに現れることはない。
※禁書魔法の修得による断章の魔力軽減を忘れずにご注意ください。
●断章<幸福>
攻撃2 防御4 根源3 魔力6 憑依深度1
領域:歌 特技:《微笑み》
【騎士召喚】 召喚 《微笑み》 P97
【改竄】 呪文 《微笑み》 P162 (禁書魔法)
●断章<導く>
攻撃3 防御3 根源3 魔力6
領域:夢 特技:《不安》
【眩惑】 呪文 《不安》 P110
【死帖】 装備 P163 (禁書魔法)
●断章<光>
攻撃4 防御2 根源3 魔力7 憑依深度2
領域:力 特技:《光》
【検閲】 呪文 《光》 P116 (司書)
【屍型】 呪文 《光》 P163 (禁書魔法)
●禁書<幸福へと導く光>
攻撃4 防御4 根源4 魔力19
領域:夢 特技:《不安》《光》《微笑み》
【騎士召喚】 召喚 《微笑み》 P97
【眩惑】 呪文 《不安》 P110
【検閲】 呪文 《光》 P116
【改竄】 呪文 《修得》 P162 (禁書魔法)
【屍型】 呪文 《光》 P163 (禁書魔法)
【死帖】 装備 P163 (禁書魔法)
●『幸せの運び手』村井文彦
攻撃3 防御3 根源3 魔力7
領域:夢 特技:《眠り》、《自由》、《迷い》 魂の特技:《宣教》
【緊急召喚】 召喚 可変 P97
【騎士召喚】 召喚 《自由》 P97
【魔睡】 呪文 《眠り》 P109
【破呪】 呪文 《迷い》 P111
【不滅】 装備 P169 (学派・理想郷)
篠原澪:翔真とずっと一緒にいたい
落水翔真:澪の願いを叶えたい
氷野彩花:町の人々に幸あれ
朝比奈葵:ロマンチックな結婚式を挙げたい
夕永響:葵が迷信を捨てて現実と向き合ってほしい
村井文彦:「別れ」のない世界を創り出したい
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禁書が回収されれば、町の人も元に戻る。
水落翔真の幻影が現れていたときの記憶は忘れられてしまう。篠原澪は、今も教会に通い、彼の帰りを待ち続けているだろう。
朝比奈葵と夕永響は後日、無事に教会にて結婚式を行った。あれ以来祈りの効果も消え、二人の意見が合わずたまに喧嘩することもあるけれど、ちょっとずつ歩み寄ることを覚えて、逸話に頼らずとも支え合い、しっかりと前へ進めるようになっていくだろう。
氷野彩花は引き続き教会を管理しつつ、灯台の逸話を否定することもなく、けれどやはり教会の教えを広めることこそが使命と心がける。彼女とともに、灯台の光がこれからも街の人々を導いてくれるだろう。
村井文彦を捕縛できなかった場合、彼はいつかPCたちへ復讐するために再び姿を現すかもしれない。だが、それはまた別の話。
NPCたちの今後を描くシーンや、PCが自分のアンカーと再会するシーンなど、もしPLから要望があればGMが適宜描写するといいだろう。
禁書が再び魔法災厄を引き起こし、人々は偽りの「幸福」に囚われてしまう。碧浦町は「別れや争いのない、平和で幸せな町」となってしまうだろう。
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18歳の少女。幼馴染の水落翔真に好意を寄せている。最近、どこでも翔真と一緒に行動をしている。暫く前から、毎日教会に出入りしているらしい。
【秘密】
断章<光>に憑依されている。灯台の逸話を知り、「水落翔真とずっと一緒にいたい」と熱心に祈りを捧げる彼女の声に、断章<光>が答えた。その方法は、澪の記憶を頼りに、この世にいない彼の幻影を作り出すことだった。
○ハンドアウト「水落翔真」の【秘密】が公開されていない場合、それを公開する。
○断章<光>
攻撃4 防御2 根源3 魔力7 憑依深度2
領域:力 特技:《光》
【検閲】 呪文 《光》 P116
【屍型】 呪文 《光》 P163
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18歳の少年。中学生のころ遠くの町へ引っ越したはずだが、最近また碧浦町に戻ってきた。一時期音信不通になっていた。「教会と灯台の導きで戻ってきた」と言われている。
【秘密】
断章<光>が作りだした幻影。本物の翔真は3年前に事故で亡くなっている。幻影は篠原澪の言うことなら何でも聞く。断章<光>を回収すると、幻影は消えていなくなるだろう。
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教会に勤めているシスター。誰に対しても優しく平等に接していて、教会の教えを広めることにも尽力している。灯台の逸話が噂として広まっているのも知っている。
【秘密】
灯台の逸話については、人々が教会に足を運ぶようになった理由になるのなら、そんなに悪い話でもないと思っているが、それ以上でもそれ以下でもない。ただ、最近赴任してきた神父がその話に執着しているように見えて、少し不安と感じているようだ。
○この秘密を調査したPCは「ブランク秘密表」の「力場表」を振り、その効果を適用する。
○マスターシーン「灯台に捧げられる祈り」が発生する。
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碧浦町に住んでいる。夕永響の恋人で、近々教会にて彼と結婚式を行う予定。灯台の逸話に関心があって、伝説は本物だと友人たちにも力説している。
【秘密】
結婚式が近づくにつれ、恋人と些細な事について言い争うことが増え、不安も高まってた。だが、灯台に導いてほしいと祈ってからは喧嘩することもなく、結婚準備も滞りなく進んでいった。それ以来灯台に特別な力があると信じ込んでいる。
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碧浦町に住んでいる。朝比奈葵の恋人で、近々教会にて彼女と結婚式を行う予定。灯台の逸話を葵がよく語っているのを、静かに微笑みながら聞いている。
【秘密】
断章<幸福>に憑依されている。恋人の朝比奈葵に対する些細な不満や結婚に対する不安などの気持ちは断章によって消し去れ、葵と話すときは常に幸福しか感じられないようになっている。
○断章<幸福>
攻撃2 防御4 根源3 魔力6 憑依深度1
領域:歌 特技:《微笑み》
【騎士召喚】 召喚 《微笑み》 P97
【改竄】 呪文 《微笑み》 P162
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碧浦町の教会に最近赴任してきた神父。教会の教えを広めるためには、灯台の逸話を積極的に利用すべきだと考えている。教会に訪れる人々に、願いがあれば灯台に祈るように勧めている。
【秘密】
〈理想郷〉に所属している書籍卿。手にした禁書の力を使い、愚者に「別れが訪れない幸せな世界」を見せようとしている。そのために灯台の逸話を利用し、教会に祈りを捧げる人々や願いの対象に断章を憑依させている。現在、断章<導く>を所持しており、村井を倒せば断章を入手することができる。
○この秘密が公開されたシーンの終了時に村井が分科会に魔法戦を挑んでくる。分科会の代表は、そのシーンに登場しているPCの中から、PLが相談して決めてもいい。また、代表が〈祈り〉の判定に成功すれば、魔法戦を回避することができる。回避した場合、村井に勝利するまで、毎シーン終了時に魔法戦を挑んでくる。そのたび〈祈り〉で回避判定を行うことができる。
○『幸せの運び手』村井文彦
攻撃3 防御3 根源3 魔力7
領域:夢 特技:《眠り》、《自由》、《迷い》 魂の特技:《宣教》
【緊急召喚】 召喚 可変 P97
【騎士召喚】 召喚 《自由》 P97
【魔睡】 呪文 《眠り》 P109
【破呪】 呪文 《迷い》 P111
【不滅】 装備 P169
○断章<導く>
攻撃3 防御3 根源3 魔力6
領域:夢 特技:《不安》
【眩惑】 呪文 《不安》 P110
【死帖】 装備 P163
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※シナリオ制作の裏話などです、読まなくてもシナリオを回せます。
実は「導く光」というタイトルと大まかなトレーラー、灯台の伝説については2016年に思いついたものでした。シナリオを書きあげたのは2018年でしたが、このシナリオこそ私が初めて思いついたマギロギシナリオと言えます。そのため、展開が他のシナリオに比べてスタンダードなものになっていて、自分の中では「正統派」と分類しています。余談ですが、テストプレイする時間が取れず、結局公開したのが2019年になってしまいました……思いつくから公開するまで大変時間がかかりましたね……
そもそもなぜ「灯台のある教会」をモチーフにしたかというと、当時私は旅行でフィンランドに訪れていて、観光で「スオメンリンナ」へ向かったのですが、そこに実際にてっぺんが灯台になっている教会があります。自分がGMした際もその教会で撮った写真を背景画像として使わせていただきました。旅行するとシナリオのインスピレーションが得られるので良いものですね!
ちなみにタイトルに「幸福へと」が足されたのは、単に「禁書の名前をそのままタイトルにしよう→3単語だから言葉1つ足りない!足そう!」となったのが理由です。
あとシナリオアンカーを全部女性NPCにしたのは、テストプレイのとき指摘されるまで気づきませんでした……氷野さんは別枠として、澪・翔真ペアでは翔真が幻影だからアンカーは澪にすべきかなとなり、じゃあ葵・響ペアは断章に憑依されていないほうがいいなーと思って決めました……葵が怪しく見えるようにちょっぴりミスリードも入れたつもりなのでちょうどいいかなと。ある意味偶然の産物でした。
NPCの名前に関して、今回は海辺の町、灯台に関わるなので、水・光に関係する言葉をメインに名前をつけました。そしてNPC6人が3組に分かれていますので、「ペア」も意識しました。
・篠原澪、水落翔真
水モチーフを入れたいので「澪」と「落水」をチョイスしました。水落は、翔真が事故で亡くなったイメージから選んだ記憶もあります(別に海難事故という設定はありませんが、なんとなく連想できそうな苗字だなと)。「篠」「翔」はそれぞれ昔のオリキャラの名前に使っていた漢字でした。
・朝比奈葵、夕永響
苗字は朝と夕方で揃っています。発音も長さが同じように揃っていますね。名前も漢字が一文字。この二人はとにかくお揃いにしようと思いました。いい夫婦になってくれるといいですね!
・氷野彩花
当事者からは一歩引いた立場にいるので、水は水でも氷のほうになってもらいました(?)
「あやか」はちょっとなじみのある名前なので今回使わせていただきました。
・村井文彦
この人だけあえて全然違う系統の名前をつけました。書籍卿であるヒントにはなりましたか?
一応井は水と関係なくもないが……ぱっと見た感じなんかテイストが違うな…?となっていればいいんですが。
ちなみに魔法名は彼の背景を考慮した上にわかりやすいものにしました。
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